大掃除の季節!家具もお手入してみてはいかがですか。

2017年12月22日

こんにちは。
『こども+インテリア』担当のJです。


みなさまのご家庭では年末の大掃除は始めていますか?


普段はあまり気にかけない家具も、年末の大掃除の際には、いつもより念入
りにお手入れしてみてはいかがですか。


しっとりした革のソファーやソフトな布地の肌触りが心地いいチェアーなど、
新年を気持ちよく迎えるためにも、この時期のお手入れはおすすめです。


今回は素材別のお手入れ方法と汚れの落とし方をご紹介したいと思います。


【革張地】
 『通常仕上げの革』の日常のお手入れ方法。 
1.柔らかな乾いた布で表面を軽く拭いてください。
(化学ぞうきんなどは使用しないでください)

2.湿度の高い時期や乾燥期には月に数度、温湯(40~50℃)に浸した布を固
く絞ってかるくふいてください。その後、乾拭きをし、風通しを良くして
乾燥させてください。
  
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 『通常仕上げの革』の日常の汚れの落とし方。 
1.毛穴に汚れが染み込まないうちに早く拭き取ることが大切です。

2.水に溶ける汚れは、温湯(40~50℃)に浸した布を固く絞って、たたく
(汚れを浮かす)ように拭いてください。
 その後、乾拭きをし、風通しを良くして乾燥させてください。汚れが目立
つときは薄めた中性洗剤で、たたくように拭いてください。
 その後、洗剤分を残さないよう乾拭きをし、風通しを良くして乾燥させて
ください。
 なお、お湯や中性洗剤液を使用する場合は、色ハゲのテストをしてから実
施してください。

3.ボールペン・マジックインクは油性ですので、汚れは落とせません。
汚れを落とそうと強く拭くと、革の表面(銀面)に傷がつきますのでご注
意ください。
 
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【布張地】

 『布』のお手入れ方法。 
定期的に掃除機でゴミを吸い取るか、軟らかいブラシでブラッシングしてく
ださい。



 『布』の汚れの落とし方。 

手垢や汗による汚れ 肘や座の前部などの手垢や汗による汚れは、布地を特に
劣化させやすく、破れの原因になりやすいので常にお手入れをしてください。
中性洗剤を温湯(40℃位)で薄め、布に浸し、固く絞って毛方向、または後
ろから前、上から下の方向にふいてください。数回繰り返し、その後きれい
な温湯でふいてください。

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【人工スエード】

 『人工スエード』の日常のお手入れ方法。 
日常のお手入れはエチケットブラシで軽くブラッシングして埃を取り除いて
下さい。薄汚れ、手あか汚れは40℃程度のぬるま湯を染みこませ固く絞った
布で全体を拭いて下さい。

乾いたらエチケットブラシで毛並みを整えるようにブラッシングして下さい。
汚れが残るようであれば、水で10倍に薄めた住居用洗剤で汚れを取り除い
てください。

お手入れ後は必ず水拭きし、残った洗剤を取り除いてください。汚れの性質、
度合いによっては完全に落ちない場合があります。

洗剤を使った後、拭き取りが十分でないと残留した洗剤により人工スエード
の表面品位を損なう恐れがあります。

ベンジンのご使用も可能ですが、換気と火気にご注意下さい。

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【合成皮革】

 『合成皮革』の日常のお手入れ方法。 
1.日常は、柔らかい布で軽く乾拭きしてください。
隙間の埃は掃除機のノズルの狭いものをご使用いただき吸い取ってくださ
い。
※化学ぞうきんなどは使用しないでください。

2.飲み物や食べ物の汚れがついた場合は、柔らかい布に中性洗剤を3~5%位
に薄めたぬるま湯で硬く絞って拭き取ってください。そのあと水拭きで洗
剤液を十分拭き取り乾拭きし十分自然乾燥させてください。

3.ビニール製品などを長時間重ねたままにすると、変色の原因になりますの
で注意してください。

4.汚れ落としやお手入れでベンジンやアルコール系などの溶剤が配合された
物を使用しないでください。可塑剤の抽出や、化学物質の吸収により、
表面艶変化・硬化・軟化の原因になります。

※整髪料・ウエットテッシュ・手洗い用の消毒液なども、変色原因になり
ますので注意してください。




【木部】

 『木部』の日常のお手入れ方法。 
1.日常のお手入れは、柔らかい乾いた布で軽く拭いください。
※化学ぞうきんなどは使用しないでください。
        
•万一汚れたときは柔らかい布に中性洗剤を3~5%位に薄めたぬるま湯で硬
く絞って拭き取ってください。そのあと水拭きで洗剤液を十分拭き取り、
乾拭きし、十分自然乾燥させてください。

•水気のものをこぼしたら、柔らかい乾いた布で、すばやく拭き取って乾燥
させてください。

※表面の塗装膜を薄く仕上げた商品があります。水分が木材の中に浸透し、
表面の割れ・色落ちの恐れの原因になります。

木部の表面は、清潔に乾燥させておくことが大切です

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また、きれいに末永くご愛用いただくために、こ使用前に『専用お手入れ
キット』の使用をおすすめします。あらかじめ保護することにより、汚れ
をつきにくくします。
新規ご購入時のご使用がおすすめです。(※オールクリーナー除く)

★専用お手入キットはこちら★

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