展示会の最近の記事

こんにちは、ドマーニ日本橋の冨田です。


先週のJAPANTEXに続き、今週もインテリアのイベント

IFFTインテリアライフスタイル展》が行われました。



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今年のカリモクは、2つのブランドを出展しています。


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一つ目は、KNS(ケイエヌエス)。

エレファントソファのシェーズロングタイプ

新商品の丸いスツールはキャスター付とのこと。



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今年のミラノサローネでお披露目されたプロトタイプのテーブルや

円盤型のペンダント照明など、オフィスやホームユースでも

お使いいただけそうなアイテムが並びます。



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続いて、カリモク60(ロクマル)。



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入り口には代表的なモデルを展示。右から、

Kチェア(1962年~、ロクマルといえばこのモデルですね)、

ロビーチェア(1968年~、重厚感を求め張ぐるみの椅子を開発)、

フレームチェア(Kチェアの開発前に輸出用として生産、2011年に復刻されました)、

Dチェア(1969年~、LD兼用チェアとして開発)



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木部に鮮やかなカラーが加わりました。



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こちらはテキスタイルデザイナーYURI HIMUROさんとのコラボレートモデル

背裏の生地は、ご自身でハサミでカットすることで中の柄を見せるといった

オリジナリティ溢れる生地です。(芝刈りのイラストが刺繍されています!)



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Kチェアといえば、クルミボタン!

クルミボタンをつくるワークショップも行われていました。



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カタログなどのアーカイブ。


ここまでしっかりとロクマルの世界観を出して展示したのは、17年ぶりとのこと。

日中はブース内に入れないほど多くの方で賑わっていたそうです。

お立ち寄りいただいたみなさま、ありがとうございました。



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ファブリックスのブランドも出展されていたので少しご紹介します。



こちらは今年200周年の、スイスのブランドクリスチャンフィッシュバッハ

コーディネーターの荒井詩万さんがプロデュースしています。


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家具や照明は、オランダのブランドmoooi(モーイ)のもの。

ドラマティックな設えに、引き込まれました。

細かなモノにもこだわっているのが伝わってきます。

こちらは、夜の饗宴のシーンだとのこと。



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そのお隣には、爽やかな朝のシーン。

このラグはフィスバのものですが、色はもちろん、糸の種類や毛足の長さなどを

デザインに合わせて調整されていて、とても好みでした。



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そして、一番奥にデイタイムのシーン。

こちらはペットボトルからリサイクルされたBENU(ビニュー)コレクションが

展示されていました。

このBENUコレクション、なんと10周年とのこと。

今では多く見かけるリサイクル商材の、先駆けですね。



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デザイナーズギルド


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ドイツのZIMMER+ROHDE(チマー&ロード)。


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新作の椅子張地を沢山見せていただきました。



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NEED'KZ(ニーディック)。


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川島織物セルコン

先週のジャパンテックスでは、スミコホンダブランドを展開していましたが

今週はガラッと変わり、ROUGHブランドを出展されていました。



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中央に置かれたレコードジャケット(のようなモノ)。

こちらは、このROUGHで30のスタイルを提案されていますが

表面にそれぞれのイメージ写真、裏面にはそのイメージに合う

おススメファブリックが表記されていました。楽しい!



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こちらは、カーテンの柄をそのままデザインしたエコカラット(タイル)。

楽しい!



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VPコーナーが設けられていましたが、こちらには冒頭ご紹介した

KNSの家具を使っていただいています。

こんなにかわいい空間にも合ってしまうんだなぁ・・・と新たな発見でした。



何だか、取り留めもなく書き綴ってしまい長くなりましたが、

先週のジャパンテックス(NIF日本ファブリックス教会)、

そして今週のIFFT(日本国際家具産業振興会)と、

それぞれ主催が異なるので同じインテリアのイベントでも、

ずいぶん雰囲気や来場されている方が違うのに気づきます。

再来年はぜひ、同時期に開催していただけると、より多くの方に

ご覧いただけるのではないかな!?と思うのですが・・・難しいかな?

JAPANTEX2019

こんにちは、ドマーニ日本橋の冨田です。


ファブリックスの祭典《JAPANTEX2019》、

今年は、新しくできたビックサイトの南館で行われました。


時間があまりなく駆け足の見学だったのですが、少しだけご紹介します。


毎年楽しみにしているWINDOWS PARADISEのコーナー。

インテリアコーディネーターと窓装飾プランナーのWライセンスの3人が

それぞれシニア世代をターゲットにつくられた空間です。



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こちらは、山口県の佐々木さんの《四季の移ろい 四季の彩り》。

古民家をリノベーションし、シニア世代のご夫婦お二人でくつろぐ空間とのこと。

カリモクのクンストを展示いただいています。

ご夫婦で、それぞれ心地よく過ごせるアームチェアが

セッティングされていました。



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天蓋やスカーフで、布の柔らかさを存分に感じます。




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こちらは、石田さんの《アクティブシニアの旅》。

アジアへの探求の旅がテーマ、エクレクティックなインテリアで

アジアンリゾートを表現されています。



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壁面はデジタルプリントの壁紙でダイナミックなデザイン。



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カーテンの縫製も、とーっても凝ってる!

モノトーンな色づかいですが、モダン過ぎずに居心地も良さそうですね。




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こちらは、河西さんの《AS TIME GOES BY》。

自宅をカルチャー教室として使用しているシチュエーションを

表現されているそうです。

こちらにも、カリモクのダイニングをお使いいただきました。



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シェードは何層にも重なっていて、奥行を感じるデザインですね。




テシードさんのブース。

イギリスのCOLE & SON(コールアンドサン)の壁紙を

色々と見せていただきました。


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フォルナセッティがデザインしたお魚モチーフ。

背景が海の色(ブルー)もありましたが、ブラックな背景に

魚たちが泳いでいるのが印象的です。



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こちらもフォルナセッティ。

オレンジの壁紙にオレンジジュースをコーディネート。

すごくフレッシュですね。




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こちらは、張地でお世話になっている川島織物セルコンさん。

スミコホンダブランドを展示されていました。



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壁面に飾られたパネルもきれいでした。




駆け足過ぎて見ることが出来なかったものも沢山あったようで、

行かれた方のFBやBLOGを拝見して、振り返ったりしています。



最後に・・・

今年で10年目を迎える、ジャパンテックスオフ会、

インテリア好きな方たちが全国から集まり、交流を深める会です。

今年も色々な方とお話しできて、楽しかった!

(幹事役だったのですが、それを忘れて純粋に楽しんでしまいました・・・)


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↑ どこかに写っています・・・笑

こんにちは、ドマーニ日本橋の冨田です。


川島織物セルコンのファブリックブランド「Sumiko Honda」を手がける

テキスタイルデザイナーの本田純子さんが紡ぎだす美しい布たち。

ドマーニでも、椅子張生地でお世話になっていますが

そんな本田純子さんの世界を堪能できる企画展を拝見してきました。



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ジャガードで織られた、エレガントで上質な生地。

自然や四季からインスピレーションを受けデザインされています。



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こんな風にカラー別に掛けられています。

この微妙なニュアンスカラー、本当に美しいです。



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ドマーニのチェアも展示いただきました。

一緒に展示されていたスタンドライト、

こちらは雲柄のアエローソで出来ているのですが

LEDランプが雲の隙間から見えるお日様のように見えて

穏やかな気持ちになりました。


このほか、来年お披露目予定のデザインなども

少し拝見できました。

会場はドマーニ日本橋からもほど近い場所ですので、ぜひ!


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     《Sumiko Honda展 Textie その布の今》

■会期
2019年10月31日(木)~2019年11月19日(火)

■会場
LIXIL:GINZA 1階 レセプションスペース
(東京都中央区京橋3-6-18)

■開館時間
10:00am-6:00pm

■休館日:水曜日

■入館料:無料

押し花アート展開催中です

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この時期、みなさん楽しみにしてくださっている

《庄村昌子の押し花アート展》、今年も開催しています。



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押し花アート展は、今週末10日(日)まで。

ぜひ美しい作品たちをご覧くださいね。


押し花フォトコンテストも開催中です!



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こんにちは、ドマーニ日本橋の冨田です。


先日、神奈川県立近代美術館で開催されている

《カイ・フランク―KAJ FRANCK GEOMETRY》を拝見してきました。

今年は、日本とフィンランドの国交樹立100年記念と
カイ・フランクが亡くなられて30年という記念の年だとのこと。



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カタチ(円とか四角とか多角形など)と製作年代で括られていて

それぞれ、横に進むとカタチ別、縦に進むと年代順、

と展示台が整列しています。


最初、年代別に見始めたのですが

カタチごとに見るのもオモシロイ?と気付き、

途中からカタチを追うように。


行ったり来たりしながら、

見たいところに戻れたりするのも良かったです。



最後の展示ブースだけ、

特別に写真を撮らせていただきました。


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外光が入り、ガラス作品がキラキラと・・・

とても美しかった!


こちらの展示什器、実はカリモク製なんです。

フィンランドのアアルト大学で学ばれ、

後にジャスパーモリソンのアシスタントデザイナーを務められた、

デザイナーの熊野亘さんがディレクションされていて、

その熊野さんより什器製作のご依頼をいただいたとのこと。

さりげない佇まいが、アートピースを引き立てていました。



展示の最後には、日本が大好きだったというカイ・フランクが

3回の来日時にご自身で撮影されたという

モノクローム写真が展示されています。

ご本人の姿も1枚だけ写っていましたよ。



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記念に図録を。

表紙の色が4色(種類)あったのですが、

北欧らしい?グレーにしました。



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余談ですが・・・

今回の展示会では、このクレムリン・ベルが

チラシだったり、ウェブサイトを飾っているのですが、


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5月に東京ステーションギャラリーで行われたルート・ブリック展で

こちらを拝見しました。

右側に描かれているのが、このクレムリン・ベルではないかと

言われているとコメント書きされていました。

同じフィンランド出身で、アラビア製陶にも所属していたことがあるそうだから

交流があったのかな!?



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併設されているレストランでは、カイ・フランクがデザインした

ティーマシリーズの食器で食事がいただけます。



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カイ・フランク展は、神奈川県立近代美術館葉山で

12月25日まで開催しています。

生活に溶け込んだデザインを改めて知る、素敵な展示でした。

2019年11月

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